VOICESINTERVIEW / 01

PROFESSIONAL

「戦える場所」を、ずっと探していた。

牧石 陽奈

MAKIISHI HARUNA

声優として「戦える場所」をずっと探していた。アニメや吹替を目指しながら、専門学校、養成所、事務所、フリー活動――いくつものキャリアを経ても、「スタートラインに立てていない」。そんな感覚を抱えながら辿り着いたのが、この事務所でした。

牧石 陽奈
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Q.01

GEAR・UPに所属する前は、どんな進路を歩んできましたか?

大学に通いながら専門学校の夜間生をしたり、他の養成所に通ったり、預かりで事務所にお世話になったこともありました。退所してからは、舞台に出演したり、会社員をしながらフリーで活動していました。

Q.02

当時、声優としてのキャリアに不安や行き詰まりはありましたか?

ありましたね。アニメや吹替をやりたい、と思った時に、やはり事務所に所属していないと、オーディションを受けること自体が難しいと感じていました。「やりたい」という気持ちはあるのに、そもそも挑戦できる場所に立てていない――そんなもどかしさがありました。

Q.03

GEAR・UPを知ったきっかけを教えてください。

Xで、たまたまGEAR・UPのポストが流れてきたのがきっかけです。

Q.04

そこから「ここに行こう」と決めた決定打は何でしたか?

全員とマネジメント契約を結ぶ、という点と、説明会に参加して実際にお話を聞いたことです。その中で言われた言葉が、すごく印象に残っています。 「今まで対面でレッスンを受けてきたなら、次は“実践”を想定する必要がある。スタジオの中じゃ相手役も音響監督も、目の前にはいない。あるのは、マイクだけ。だから、オンラインで問題ない。交通費や移動の時間が浮くなら、その分のお金と時間を、感性を磨くことに使ったほうがよくない?」 それを聞いて、「確かに……」と、すごく腑に落ちたのを覚えています。

Q.05

実際に所属してみて、「他と違う」と感じた点は?

基本的に、すべてがオンラインなことですね。レッスンも、事務局の方とのやりとりも、全部オンラインで完結します。同期とも、ちゃんと会ったのはボイスサンプル収録が初めてでした。現場で実際に会えた時は、ちょっとテンションが上がっちゃいました……!

Q.06

レッスンやサポートを受けてみて、率直にどう感じましたか?

最初は、正直少し戸惑いもありました。これまで対面レッスンしか受けてこなかったので。平松さんのレッスンは、自分で録音したデータを提出して、個別にフィードバックをいただけます。時間内に試行錯誤して、それに対してもすぐフィードバックをもらえる。後で聞き直すこともできるので、落ち着いて聞くと粗が見えてきたりもします。一度やって終わりではなく、リトライを重ねられる。それに対しても、ちゃんと個別で見ていただける。「これ、結構贅沢では?」と思っています。

Q.07

フィードバック受け放題については、どう感じていますか?

絶対に成長に繋がっていると思います。感覚的には、ほぼ毎日レッスンを受けているような状態です。自分のやったことを、自分以外の誰か、しかも事務所の方が直接聞いてフィードバックしてくださる機会って、なかなかないと思います。フィードバックも、「ここは良い」「こうしたらもっと良くなる」という形で返していただけるので、次に進むためのヒントがあります。手掛かりもなく迷走する、という状態にならないんです。提出時に自分のポイントを書き起こすことで、「自分は何をどうしているのか」を考えたり、言語化する訓練にもなっていると感じています。

Q.08

結果的に1年目から100本以上のオーディションを受けることになりましたが、その数については?

ありがたいこと、この上ないです。せっかくこれだけチャンスをいただいているので、「もっと打率を上げたい!」という気持ちにもなります。結果として、またフィードバックやレッスンの課題に戻ってくる。ちゃんと循環している感覚がありますね。

Q.09

外画で主役が決まった時の気持ちを、話せる範囲で教えてください。

最初に出演決定のご連絡をいただいた時は、まだ配役を知らなくて。数日後に「主役です」と伝えられて、びっくり → 動揺 → 嬉しい、がじわ〜っと来ました。そのあと収録日程を見て、「やばいぞ……」と思って、すぐチェックの時間配分を考えていました(笑)たまたま別の収録予定も重なっていて、嬉しい、ありがたいという気持ちはありつつも、正直、「やるしかないぞ!私!!」と震えていましたね(笑)

Q.10

他の養成機関や事務所と比べて、GEAR・UPで過ごす時間は違いますか?

対面ではない、という点もあると思いますが、いわゆる「わいわいした雰囲気」ではないかもしれません。冷たい、というわけではなくて、オフィスのような、「仕事をするべき場所」という感覚に近いです。

Q.11

声優を続けていくうえで、今一番大事にしていることは?

自分の管理だと思っています。演技だけではなくて、 ・体調管理 ・どのくらい寝たら調子が良いのか ・何にどれくらい時間がかかるのか いろいろな面で、自分を知っておくことが大事だと感じています。スキルアップももちろん大切ですが、自分のことを理解していないと、続けられないなと。

Q.12

今、進路に悩んでいる人に伝えたいことはありますか?

環境が変わることや、最初の一歩って、やっぱり怖いですよね。私もビビりなので、すごく分かります。それでも、とりあえず「やりたい」と思えたことなら、やってみるのが吉だと思います。やってみたら、違うと感じることもあるかもしれません。でも、それもやってみないと分からないですし、「違う」と分かること自体、意味のないことではないと思います。どんな環境なら自分が頑張れるのか、それを知れるきっかけにもなるかもしれません。

Q.13

最後に、今後の目標を教えてください。

継続してお仕事を任せていただけるようになることが、まず一番の目標です。アニメにも出たいですし、大好きなディズニー作品に関われたら……というのも、夢のひとつです。ゲームなら、「魔法使いと黒猫のウィズ」に出たいです!まだまだ目標も、夢も、挑戦したいこともたくさんあるので、まずは目の前の課題をひとつずつクリアして、しっかり実力に変えていきたいと思っています。